うつ病の彼氏と同棲して本気でヤバいと感じた体験談

この時、病院で提出するべき健康保険証は実家に置いてきたので、私も治療を受けるとなれば、実家に連絡しなくてはいけなかったのです。
保険証がないと治療費はバカにならないし、仕方なく実家に電話して保険証を送ってもらうことにしました。
でも、相変わらず両親は怒っていて、保険証なんか渡さないし、今すぐ帰って来いと叱られました。

彼のお母さんに相談したら、私がどれだけ負担を背負っていたのかを知って、今後は彼の面倒を自分がみると言いました。
その瞬間、私は初めてプレッシャーから解放され、彼との未来はないと確信できたのです。

しばらく様子をみて、彼が落ち着いてきた頃を見計らって、私は何も告げずに彼のもとを去りました。
後のことはすべて、母親であるお母さんに任せ、私は自分の将来のことを考えることに決めたのです。
今思えば、そうやってお母さんが責任をとってくれたので、私は自分のことを考えられる余裕がもてました。
その後は遠く離れた場所へ引越しして、1人暮らしを始め、彼のことを考える時間が少なくなり、新しい彼氏もできました。
暴力に耐えていた時期は地獄のようで、殺されるかもしれないと本気で怖くて、眠れない日も多かったです。
トラウマのようになっていて、新しい彼氏からも暴力をふるわれないか不安になりやすく、その度に彼から受けた暴力の記憶が蘇りました。
でも、彼氏はそんな私の心の闇を癒してくれる人で、人間不信に陥りそうだった私を救ってくれたのです。
むしろ、親に代わって彼の面倒を見てきたことに対して、尊敬するとまで言ってくれました。
それから数年が経ち、すっかり元カレの鬱病のことなど忘れていた時に、元カレのお母さんから連絡がありました。
彼は治療を続けて何とか立ち直り、今では社会復帰もできているという話だったので、本当に良かったなと安心しました。
たぶん、私も彼も大人になりきれていなくて、お互いに精神的に自立できていなかったのでしょう。
たとえ仕事をして生活費を稼いでいても、心の奥深くまで理解しあえる関係ではなく、表面的な恋愛だったのかなと思います。
同棲も結婚も、2人で生活するという点では同じですから、これから恋人と新生活をする予定の人は、私の経験を参考にして幸せになれるように頑張ってください。

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